遺産分割協議書

先日作成した「遺産分割協議書」は完了までに3か月の日数がかかりました。

相続人が15名、配偶者と兄弟姉妹の方々です。被相続人が96歳で10人兄弟姉妹の末っ子、残された配偶者が92歳。被相続人の兄弟姉妹は皆さまお亡くなりになっていて、その子どもの方々も85歳から60歳と相続人全員が高齢でした。幸いなことに皆様、頭がしっかりしておられてそれだけが

大変良かったです。

子どものいないご夫婦の場合、配偶者と被相続人の両親。両親が亡くなっていた場合、配偶者と兄弟姉妹の相続となります。兄弟姉妹が既に亡くなっていた場合、その子どもが、代襲相続することになります。この代襲相続は兄弟姉妹の場合は、その子ども迄です。今回は、後者となります。相続の法定割合は配偶者4/3、兄弟姉妹4/1です。

「遺産分割協議書」には全員の署名、実印押印が必要です。この作業に時間がかかりました。内容の説明、同意承諾を得て成立となりますが、住んでおられる場所が他府県の方ばかりで、戸籍の収集にも時間がかかりました。ご依頼いただいた配偶者様も、待ち長かったと思います。

そこで思ったこと、「遺言書は必要である」この方の場合、被相続人が、「すべての財産を配偶者に相続させる」と、一言書いて残してくださっていたら良かったのです。兄弟姉妹には遺留分はありませんので。書式は形式に則て作成する必要があります。ここは注意が必要です。

遺言を残すことは、とても優しい気配りです。そして、安心して長生きをしてください。