
滋賀県に提出された、建設業の経審申請書類の
記載事項、添付書類の確認業務を日々、行っています。
現在は、期間:平成28年1月~12月。
12月決算の個人事業者様です。
書類を確認していて感じるのは、契約書の
不備が結構あることです。
建設工事の請負金額の確認に時間のかかることが大変多いです。
《 事務所玄関横のツツジ 》
業者様の中には、何度も電話などで問合せがあった方も多いかと思います。
◗建設業法第19条により契約時の書面交付が義務づけられています。
(書面に代えて電磁的措置も可。2001年IT書面一括法の施行により)
◗ポイント(請負金額の確認)
1、契約書、注文書はこの1枚で確認書類となる。
2、請書・請求書の場合、入金確認のできる通帳のコピー、領収書等が必要。
(請書+通帳コピー、請求書+通帳コピー)
3、工事経歴書に記載する請負金額は税抜の場合、小数点以下は切捨て(四捨五入はダメ)
4、工事経歴書と契約書の工事名は一致すること。
◗ポイント(建設機械について)
1、自社で点検している場合、建設機械の検査資格者証(合格証)の添付が必要。
2、期中に検査していることが必要。(製造番号を記載してください)
3、所有権限のわかる書類添付が必要。
このブログを、業者様が読んでくださることを願って書きました。
よろしくお願いします。