さくら・落ちこぼれ

滋賀は今日も雨。桜は葉桜となりつつあります。

私がよく見る桜の木は「ソメイヨシノ」と思われます。根拠は花の顔が全部同じだから。

京都の「桜守」の佐野藤右衛門さんが仰っていました。「ソメイヨシノ」の桜は北海道で咲いても

九州で咲いてもみんな同じ顔をしていると。理由は「ソメイヨシノ」は枝を接木して増やしているから。だから「ソメイヨシノ」は幹はなく全て枝らしい。大きいですが。。。自然木でないので個性がないと。金太郎あめみたいですね。山桜は皆、顔が違うらしい。自然木だから。

今年の桜は寒い時期が短かったので睡眠不足で顔がはっきりしてないとも仰っていました。

生物は人間を含めて睡眠は大事なんですね。

なぎさ公園の地面に咲く芝桜。5月頃には一面をきれいな色で覆ってくれることでしょう。


最近好きな詩人の茨木のり子さん。

この方の「落ちこぼれ」を読んで共感。紹介します。


    落ちこぼれ

    和菓子の名につけたいようなやさしさ


    落ちこぼれ

    今は自嘲や出来そこないの謂(いい)


    落ちこぼれないための

    ばかばかしくも切ない修行


    落ちこぼれこそ

    魅力も風合いも薫るのに


    落ちこぼれの実

    いっぱい抱擁できるのが豊かな大地


    それならお前が落ちこぼれろ

    はい 女としてとっくに落ちこぼれ


    落ちこぼれずに旨げに成って

    むざむざ食われてなるものか


    落ちこぼれ

    結果ではなく


    落ちこぼれ

    華々しい意思であれ