
西武大津店横の木々が紅葉し、風に吹かれて
舞っています。
夏の間、開け放し状態だった窓も閉めることが
多くなりました。
朝晩はめっきり寒くなってきました。
マンションでのトラブル。結構あります。
その中で、ペット禁止マンションのトラブルについてのお話。
鳴き声と臭気がほとんどですね。
おそらく飼育している方は気にならないので、気づいていないのかもしれません。
ただ、ペットを飼っていない方(動物嫌いな方は特に)は気になりますよね。
私の場合ですと、鳴き声より臭気が気になります。鳴き声は1日中は続きませんが、臭気は1日中です
から。鼻について取れませんね。臭い靴下の臭いと同じです。
しかしながら、入居時にペット禁止マンションだと知っているはず(管理規約を渡されますから)
なのに、なぜ飼われるのでしょうか。家庭生活に不満があり動物に癒してもらっているのでしょうか?? 寂しさで飼われるのでしょうか??
子どものいる方は、子どもにルールを守らない教育をなさっていますね。
理由の如何を問わず、これは「管理規約違反」です。
ただ、「規約違反ですよ、このマンションはペット禁止です」の張り紙をしても効果は無いようです。
これは管理組合が本気で取り組まないとだめですね。
知り合いの弁護士に尋ねたところ、理事長の名前で裁判所に提訴するということを、違反者に通知することかなと仰ってました。そのくらい強気でいかないと、状況の変化は期待できないと。
「ペット飼育禁止の規定に基づく飼育の差し止め訴訟」
提訴理由は「管理規約・目的・区分所有者の共同の利益を増進し、良好な住環境を確保することを
目的とする」の条文です。
現在、損害がなくても(あれば損害賠償問題になる)目的となる根幹部分で違反している事が問題なんです。
ペットを飼っている該当者に通知後、提訴するかどうかは別問題です。
まずは、行動することが大事なんです。
私の印象ではペット禁止と知りつつ飼っている方は、コソコソしています。
そしてなんか横着。のような気がします。あくまで個人の感想です。ご容赦を。
マンション管理規約の効力を認めた判例があります。
平成6年3・31 東京地裁 ◆ペット飼育者が敗訴しています。
ペット飼育の判例は多くありますが、いずれもペット飼育者側は敗訴しています。
共同住宅は共有部分がほとんどです。共有財産の価値を貶めないためにもルールは守るべきです。
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